FX初心者におすすめの本 3冊

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アラフォーにもなるとそれなりに毎月の出費が多くなり、もう少し給料上がらないかな~なんて思ってしまいます。私の場合は「現役バリバリ金融ブラックがアメックスに申し込んだら・・・前編」にも書いた通りお金でしくじっているし、貯金がたくさんあるわけでもないのでついつい簡単副業みたいなのに釣られてしまいます。

始めはそんな楽してお金欲しい!という不純な動機でFXをやり始めてからもう10年近くになります。アラサーからやり始めてますね。

私の場合は周りにFXどころか株とか投資のことに詳しい人が全然いなかったので誰にも聞けず、独学で休みの日は一日中ネットやYouTubeの動画を見て勉強しました。FXに関する本も何冊も買いました。

そこで今回は初心者だった頃の私が参考にしていた3冊を今回は紹介します。これからFXを始める人にも参考にしてみてください。

え?FXって実際儲かっているかって?

それは記事の最後に発表しますね。

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『一番売れている投資の雑誌 zaiが作った「FX」入門』 ザイFX!編集部×羊飼い 編

まず初心者が読みやすい入門書としてはこれが1番だと個人的には思います。発行元のダイヤモンド社は経済誌を多く出版していますし、ザイFX!はウェブサイトもFX情報で充実しています。

共著の羊飼いさんもFXに関する情報をブログやTwitterで発信している有名な方です。

本の内容はというと、まずFXって何なのかという基本的なことからわかりやすく説明してくれています。元手がいくらあれば良いのか、注文ってどうするのか、取引はいつすれば良いのか、そして一番重要なFXのリスク管理まで丁寧に説明してくれています。カラーで絵も多くて老若男女だれでも読みやすいと思います。

この本の優れているところはここからです。ファンダメンタルズとテクニカル分析の両方をしっかり解説してくれている点です。少し説明します。

そもそもFXって例えば1ドル=100円で買ったとして、1ドルが110円になった時に売れば差額の10円が利益になります。(実際は取引の通貨単位が「万」とかが一般的だし、持っているポジションの量にもよるので10円も動いて利益がたった10円ということはありません。)

まず「ファンダメンタルズ」について説明します。その為替レートの値動きがどうやって発生するかというと皆さんが毎日見ているニュースや国が発表する経済指標、大統領や首相など各国要人の発言がきっかけで相場は動きます。この記事を書いている2020年3月だと新型肺炎コロナウイルスの拡大によって生じている不安感で一気に円高になってしまっています。しかし普段の相場を動かしているのは主にアメリカの経済指標です。大国アメリカの景気が世界の景気に影響を及ぼすため全世界がアメリカの景気を発表する指標に注目しているためです。ファンダメンタルズとは指標によってこの先は景気が良くなるか悪くなるか、そのことでいま円を買うのかドルを買うのかを判断する分析方法です。

この本には毎月発表されつ指標が発表の時間と併せて表にまとまっていて、経済指標のひとつひとつにまで解説を載せているので非常に重宝します。

「テクニカル分析」は値動きがチャートといって上がったり下がったりするグラフのようなものがあるのですがそれの動きを過去のパターンから予測する分析方法です。基本のローソク足から支持線、抵抗線というFXをやる上で最低限抑えておきたいポイントをこれまた丁寧に説明してくれています。

この1冊でFXを始める心構えからファンダメンタル、テクニカル分析まで勉強できるので初心者は迷ったらこの1冊がお勧めです。

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『世界一わかりやすい! FXチャート実践帳』 今井雅人

2冊目のお勧めはこちらです。著者の今井雅人氏は現在、衆議院議員になっています。(ちなみに政治信条は私と異なりますので著書はお勧めしますが政治的に支持しているということはありません。)

先ほども出たテクニカル分析。チャートを見ながらこの先上がるか下がるかを予測する方法ですが、チャートとにらめっこしてそれがわかれば苦労しませんよね。とは言ってもある程度は値動きにパターンが現れます。それを勉強できるのがこの1冊。

チャートがこの場合は次はどう予測すべきかを具体例を交えて説明してくれます。慣れてくるとどのポイントで決済すべきかなんてことも掴めるようになります。67個もチャートが掲載されていて問題集のようにまずは自分で考えてその後に解説とともに答え合わせをする構成になっているのでチャートの見方1000本ノックみたいな感じです。最後まで読み終わることにはかなりチャートを読む力がつくはずです。

本のチャートも良いですがリアルのチャートを見ながらこの先はどう動くかを読む習慣は忘れないようにしたいですね。

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『勝ち続ける個人投資家のニュースの読み方』 玉川陽介

最後の3冊目はこの本です。タイトルの通りニュースの見方についての本です。経済指標で為替レートが動くファンダメンタルズの話をしましたが、ニュースの見方、何が起きているのかを知ることで自分で値動きのシナリオを作った上でポジションを取ることができます。

先に挙げた2冊に比べると聴き慣れない経済用語が出てくるので頭に入ってこない人もいるかもしれませんがFXに本気で取り組んでいれば嫌でもあとから覚えなくてはいけない用語ばかりです。最初はこの本を読んでニュースの読み方や経済指標でなぜ経済が動くのかを理解できれば良いと思います。FXをやりながら何度か読み直すうちに理解が深まると思います。

毎日のニュースがどう経済に影響を及ぼしているかが自分なりに理解できるようになると、自分がさながら経済評論家にでもなったような気分になれます。気分だけでなくアラサー、アラフォー世代は知識としても身につけておきたいですね。

最後に私がぶっちゃけFXで儲かっているかをお話しすると、

儲かってません。多分、トータルでややマイナスくらいだと思います。非常に儲かったこともありますし、一晩で数十万円失ったこともあります。

これからFXをやる人は簡単に儲かるという幻想は捨てて努力しないとリスクしかありません。

投資は自己責任でお願いします!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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