『実行力』橋下徹 読書感想文

橋下徹 交渉術読書感想文

アラフォー世代で会社勤めしている人は年代的にも、数の大小はあれど部下を抱えている管理職に就いている人も多いのではないでしょうか。

そしてその中には自分より年上の部下もいたりすることも珍しくはありません。

私もかつては数人の部下を管理する立場にあったことがありました。その中には年上の人もいましたし、年上なうえに管理職から降格してきた扱いづらい人が部下にいたことがあります。組織づくりに悩んだこともありました。

同じような悩みを持っている人たちにお勧めしたい本があります。

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『実行力』橋下徹

橋下徹さんの『実行力』という本です。橋下徹さんと言えば、元大阪市長ですが法律バラエティ番組のイメージが強いのではないでしょうか。

驚くことなかれ橋下さんが府知事に就任したのが38歳の時です。我々と同じアラフォーで大阪府の行政組織1万人の職員のトップになったのです。

本書には橋下流の組織論、組織を動かすにはどうするかのヒントが沢山詰まっています。

年上部下との接し方や組織運営に悩んでいるアラフォー世代必読と言っても良いでしょう。

特に私が共感を受けた項目を紹介します。

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「どれだけ怒っても人は動かない」

年上の部下に接する際、年下でなくても相手のプライドやメンツもあるので強い態度で接しては相手は思うようには動きません。ましていくら上司といえど頭ごなしに怒るなんてもってのほかです。

上司である自分の方が権力があるわけなので、最後は人事権を行使すれば良いだけのことです。

つまりは、最終的に従わない部下はどこかへ飛ばしてしまえば良いのでこちらから強い態度で出たり喧嘩腰になる必要は全くないわけです。

むしろ強い態度で出るとパワハラと捉えられて立場が一気に逆転しかねません。

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「決まったことには従う」

橋下さんは周囲に反対意見を言わせる重要性も説いていますが、熱い議論をしても根底にある原則は「決まったことには従う」です。

「トップが言うのだからやれ!」では一時的には物事が進んでも必ず不満を持つ人の妨害にあいます。そこで反対派を自分のそばに置いておくことも重要であり、自分とは立場の違う人の意見を聞き、反対意見を出してもらうことで物事が多角的に見ることができより良い方向に進ませることができます。さらには最終的に反対派だけどあの人が賛成したのだからと他の反対派も納得させることができます。

反対意見を言って議論をしてブラッシュアップするけど「決まったことには従う」と言う原則がなければお互い言いたいことを言って物事が先に進みません。

決まったことにも従えない人は人事権を行使して飛ばしてしまいましょう。

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「比較優位の思考」

熱い議論をしても根底にあるのは「決まったことには従う」と書きました。ではそれは誰が決めるのか?当然トップ、またはその責任者です。部下を従える上司のあなたの仕事です。

議論の判断基準として本書で書いてあったのが「比較優位の思考」です。これは身につけておいて使えるようになれば、ビジネスでもプライベートでもその時々の最適な判断ができるようになるでしょう。

どう言う考え方か説明しますと、例えばA案とB案があったとしてどちらかを選ばなければならない時にほとんど差がない時は「よりましな方を選ぶ」、「よりましな方の問題点には目をつぶる」と言うことです。全部完璧に良いことなんて無いのですから、良い案の方は多少のデメリットには目をつぶると言うことです。

デメリットにばかり目を向け批判だけでは何も進みません。反対意見を振り払って決断し行動するのがリーダーの役目です。

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橋下さんのその後

ご存知大阪府知事に就任し大阪市長も務めましたが、2015年の大阪都構想の住民投票で反対が上回ったことで政界を引退します。今でもテレビやネットニュースで活躍されています。しかし今も思考、発言がキレッキレなんですよね。

ここで書き切れないほど本書は組織運営に関してのヒントが満載です。ただ書いてあるのが巨大組織なので想像がつかないことろもありますが自分の置かれている立場に置き換えて読んでみるのが良いです。

私はYouTubeで橋下さんの府知事、市長時代の動画を何度も見てます。『実行力』を読んで、YouTubeで当時の映像を見ると、対府庁、対支庁、対マスコミ、対朝日新聞などどれだけ厳しい環境に置かれていたかかります。気になる方はぜひどちらもチェックしてみてください。

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